フィアット通貨とは?意味を徹底解説【仮想通貨用語】

フィアット通貨とは?

フィアット通貨(フィアット・カレンシー)とは、中央銀行が発行した通貨(日本円や米ドル、ユーロなど)のことをいいます。仮想通貨投資では、「仮想通貨をフィアットに戻す」といった表現が使われることもあります。

仮想通貨投資をしている方のほとんどが、仮想通貨の含み益をフィアット通貨建てにしているのが現状です。しかし、今後仮想通貨がより広まって、仮想通貨決済が一般的になってくると、この状態も変わる可能性は十分にあります

仮想通貨とフィアット通貨の関係を、ユーロ・円の関係とたとえてみると、フィアット通貨建てで仮想通貨の含み益が増えるということは、仮想通貨に対するフィアット通貨の価値が下がるという考えもできます。要するに、「円安」になっているということになります。

仮想通貨が様々な決済に利用できるようになり、基軸通貨になれば、仮想通貨をフィアット通貨に戻す必要はなくなります。そのため、今後仮想通貨がさらに普及していくのか、フィアット通貨の価値がどのように変化していくのかは注目ポイントです。