コインベースとバンカメがPaxosに投資!

コインベースとバンカメがPaxosに投資!

仮想通貨取引所「コインベース」のベンチャーキャピタルとアメリカの大手金融「バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)」が、Paxosに投資したことが明らかとなりました。

Paxosとは?
ブロックチェーンを使った事業者向けのデジタル資産取引インフラサービスを開発する会社のこと。

2021年4月に、Paxosはもともと約330億円(3億ドル)の調達ラウンドを発表していましたが、7月29日にはコインベース・ベンチャーズとバンカメと、ファウンダーズ・ファンド、FTXが参入したことを発表しました。

調達ラウンドをリードしたのはOak HC/FTとなっており、2021年4月にはPaxosの評価額は約2,640億円(24億ドル)にものぼりました。

PayPalも活用する仮想通貨インフラ

送金決済の大手会社であるPayPalは、仮想通貨の取引サービスにおいてPaxosのインフラを使っています。また、Paxosはブロックチェーンを使った「Paxos Settlement Service」を開発しており、株の取引における決済を取引の同日に行えることを主張しています。

Paxosの顧客企業には、バンカメだけでなく、フランス大手「ソシエテ・ジェネラル」やスイス金融大手「クレディ・スイス」、送金「Revolut」もリストとなっています。なお、Paxosは次世代の金融インフラサービスの開発に限らず、ドルや金に連動するステーブルコインの発行も行っています。