アンチマネーロンダリング(AML)とは?意味を徹底解説【仮想通貨(暗号資産)用語】

アンチマネーロンダリング(AML)とは?

アンチマネーロンダリング(AML)とは、「Anti Money Laundering」の略称で、反社会的勢力や犯罪者集団、テロ組織などによるマネーロンダリングや詐欺を回避するための一連の対策のことをいいます。

仮想通貨(暗号資産)取引は匿名性が高いため、マネーロンダリングに利用されるリスクが高いのです。そのため、仮想通貨(暗号資産)取引においてアンチマネーロンダリング(AML)はかなり重要だといえるでしょう。

例えば、仮想通貨(暗号資産)取引所で口座開設をする際の本人確認手続きが挙げられます。本人確認手続きでは、運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなどの「本人確認書類」とそれらの書類と本人が一緒に写っている写真の提出などを求めます。

また、最近ではICO(Initial Coin Offering)に参加するためのアカウント開設時にも、本人確認手続きを求められることもあります。