コインチェック(Coincheck)にロスカットはあるの?メリット・デメリットを解説!

コインチェック(Coincheck)にロスカットはあるの?

コインチェックでは、2020年3月までレバレッジ取引がありました。そのため、一定の証拠金維持率が下回るとロスカットがあり、投資家の利益を守っていたのです。

レバレッジ取引がなくなり、現物取引がメインとなったので「ロスカットを知らなくてもいいのでは」という方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、レバレッジ取引がないのは、コインチェックの話です。投資家であれば、複数の仮想通貨取引所を使い分ける中でレバレッジ取引をするときもあるはずですから、ロスカットの知識は持っておいた方がよいです。

そこでこの記事では、ロスカットの意味、メリット・デメリット・ロスカットにかからないポイントについて紹介します。ロスカットのシステムを学ぶことで、取引で利益を上げるために必要な資金管理を身につけられます。

目次

コインチェック(Coincheck)にロスカットはあるの?

コインチェックには、ロスカットがあるのでしょうか。実は、コインチェックでは、レバレッジ取引が2020年3月で終わりました。コインチェックだけを利用する人は、ロスカットを知らなくても取引に支障はありません。

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しかし、他の仮想通貨取引所でレバレッジ取引をする場合は、ロスカットを知っておいた方が有利です。

ここからは、ロスカットのメリット・デメリット・されない3つのポイントを紹介します。

そもそもロスカットとは何か

みなさんは、ロスカットという言葉を聞いたことがあるでしょうか。仮想通貨の初心者でれば「初めて聞いた」という人も多いでしょう。

ロスカットは、レバレッジ取引で使われるシステムです。レバレッジ取引は、現物取引よりもリスクが高く、大きな利益と損失につながります。

仮想通貨取引所ごとに定められた証拠金維持率を下回れば、自動的にロスカットが入ります。ロスカットは、リーマンショック級の価格変動がなければ、全損してしまうリスクを下げる役割もあるので、デメリットだけではありません。

ロスカットのメリット

ロスカットには、どんなメリットがあるのでしょうか。ここからは、ロスカットにおける2つのメリット・デメリットをご紹介します。

投資家の資金を守る

ロスカットのメリットは、投資家の資金を守ってくれることです。レバレッジ取引では、資金以上の取引ができるのが魅力です。

少ない資金で大きな利益になるので、上手く相場に乗ることができれば億り人(1億円以上の資産を築いた投資家)になれます。

大きな損失を避けられる

国内の仮想通貨取引所では、仮想通貨FXなどのレバレッジ取引が4倍です。しかし、2020年に資金決済法が改正されて、レバレッジ2倍の仮想通貨取引所が増えました。

以前よりは損失は減りますが、レバレッジ2倍でも10万円の資金で20万円分の取引ができます。

自動的に決済するロスカットがあれば、全損するリスクはありません。

ロスカットのデメリット

ロスカットには、デメリットがあります。ロスカットのおかげですべての資金を失うことはありません。

しかし、ロスカットをしなればプラ転(含み損が利益に変わること)だったケースもあるので、利益を取り損ねるデメリットもあります。

ここでは、ロスカットのデメリットである2つのポイントを紹介します。

損切り貧乏になってしまう

ロスカットをすると、余計な損失が増えてしまいます。

例えば、一時的な上昇や下落でロスカットされた後に、あなたのシナリオ通りに相場が動くことがありますが、これはファンドがロスカットを狙った取引をしていることが原因です。

もし、ロスカットがなければ、あなたは利益が出ていたのにもったいないですよね?ロスカットは、私たちの資金を守るメリットもありますが、利益のチャンスをつぶすデメリットもあります。

ロスカットにおけるデメリットは資金管理を工夫すれば改善できるため、次章の「ロスカットされないための3つの方法」を参考にしてください。

不利なところでロスカット

ロスカットは、仮想通貨取引所ごとの証拠金維持率の基準を下回ったときに行われます。しかし、コロナショックのような大きな価格変動が起きたら、不利な価格でロスカットされる可能性があります。

これは、仮想通貨に限らず、FXなどのレバレッジ取引でも起きました。急な価格変動なので対処できないので、資金を失うだけではなく、追証(借金)をかかえるケースもあります。

分割で追証を支払える場合もあるので、仮想通貨取引所に問い合わせください。ただし、支払いをしないで放置するのはNGです。支払いが終了するまで請求は続くので、しっかりと対応しましょう。

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ロスカットされない4つの方法

コインチェックにあったレバレッジ取引では、ロスカットするとポジションを決済します。資金量と損失額によっては、一発ですべてのポジションが消えます。

そのため、レバレッジ取引をする場合は、ロスカットを避ける取引をしましょう。ここからは、ロスカットを避けるための4つの方法を紹介します。

ハイレバ取引をしない

ハイレバ取引をして、早く儲けたい人も多いでしょう。その気持ちも分かるのですが、ちょっとの値動きでロスカットにひっかかります。

目いっぱいのレバレッジをかけずに、数量をおさえることでロスカットにかかるリスクが低くなります。

十分な資金を入れて、ロスカットに備える

ロスカットは、仮想通貨取引所の証拠金維持率の基準を下回ると実行されます。

資金が多ければ、レバレッジをかけても高い証拠金維持率となります。資金が少ないのに、レバレッジをかけすぎた場合は、低い証拠金維持率になってロスカットされやすいです。

証拠金維持率の計算方法は、以下のとおりです。

証拠金維持率有効証拠金÷必要証拠金

取引ツールに上記の金額が記載されているので、計算してみてください。

逆指値注文を入れて、損失を小さくする

レバレッジ取引でロスカットを避けるには、損失を小さくすることが大切です。証拠金維持率が低い理由は、損切りの遅いことが原因です。

人間には、プロスペクト理論という心理があります。投資家のほとんどは、すぐに利益は決済するけれど、ズルズルと損失を広げることが多いです。これが、損小利大になってしまう原因で、勝ち組の投資家が少ない理由になります。

食べることは好きだけれど、ダイエットは嫌いな人は多いでしょう。これも、嫌いなもの(損失)を避ける行動なので、プロスペクト理論の1つではないでしょうか?

このように、人間は損することを避ける心理があるので、逆指値注文(損切り)を入れてロスカットにかからないようにしてください。

逆指値注文を外して損失を広げてしまう人は、大きな損失をする前に辞めた方が良いでしょう。

ロスカットされにくい取引所を選ぶ

ロスカットされないためには、取引所の選び方にこだわってください。証拠金維持率は仮想通貨取引所によって違うからです。

例えば、証拠金維持率50%のAと100%のBといった仮想通貨取引所がある場合、ロスカットされにくいのはAになります。

低い証拠金維持率でロスカットになる場合は、ポジションを保有できる時間が長いです。そのため、含み損が少なくなれば、利益を得られるチャンスがあります。

しかし、損失の方向に相場が動けば、Bの仮想通貨取引所よりも大きな損失になるでしょう。資金を入金できる人以外は、ロスカットされる前の決済がおすすめです。

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まとめ

コインチェックでは、レバレッジ取引ができないのでロスカットの心配は少ないでしょう。ロスカットの理解すると、レバレッジ取引のリスクが理解できると思います。

仮想通貨の初心者の方は、取引がしやすくて借金をかかえない現物取引がおすすめです。

また、安易に他の仮想通貨取引所でレバレッジ取引をしないでください。経験者でも大損する取引方法なので、初心者は手を出さない方が無難です。

現物取引でコツコツと資金を増やして、取引に慣れたときにレバレッジ取引をはじめても遅くありません。

レバレッジ取引とロスカットを学んで、リスクの少ない仮想通貨ライフを楽しんでください。あなたの取引が成功することを、心から祈っています。

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